ユキノカケラ

「おはよ。」


「ん?あっ!おはよ。」


振り返ると優がいた。


「昨日は色々ありがとね。」


私は笑顔で言った。


「それと、あの事は秘密だからね!!約束!!」


優の前に立ち、小指を出した。
優の小指が私の小指に掛かった。


「あぁ。約束な!ついでに俺の事も!」


「うん!」


「あー!!何してんの!?二人でー!」


茜と拓がいた。


私と優は顔を見合わして、


「秘密!!」