ユキノカケラ

「えっ?」


私は「何で?」という感じで頭を傾げた。


その様子を見た優君は苦笑いをして


「あいつら鬱陶しいしさ…。」
「ああ…。」


確かに…。


それを茜達は聞いていた。


「ちょっと!!何が鬱陶しいよ!!酷い!ね、拓!」


「あ?ああ。…まあ、俺らの邪魔だし、近くの公園行けば?」


えっ…?


優君と二人っきり…?




――マジで…?