「待ったら…恋人になれる?」
「可能性は…無いとは言えないかも、な」
「…なら待つよ」
涙目で、真っ直ぐに俺のことを見てくる。
「オレ、待つのは得意だから。だって出会ってすぐ、好きになっちゃったんだもの。キスできるまでも時間かかったし」
…そんな前から俺のことを…。
『待て』が得意なワンコだな。
「だから、ずっと待つよ。好きだって、恋人になりたいって言ってくれるまで」
「延長戦だな」
「構わないよ! ずっと一緒にいられるんなら」
…やれやれ。
俺の方は、いつまで『待て』ができることやら。
案外できなくなるのも、早いかもしれない。
「可能性は…無いとは言えないかも、な」
「…なら待つよ」
涙目で、真っ直ぐに俺のことを見てくる。
「オレ、待つのは得意だから。だって出会ってすぐ、好きになっちゃったんだもの。キスできるまでも時間かかったし」
…そんな前から俺のことを…。
『待て』が得意なワンコだな。
「だから、ずっと待つよ。好きだって、恋人になりたいって言ってくれるまで」
「延長戦だな」
「構わないよ! ずっと一緒にいられるんなら」
…やれやれ。
俺の方は、いつまで『待て』ができることやら。
案外できなくなるのも、早いかもしれない。

