【蒼】 ―――― ― お花畑の真ん中に立っていた 川にかかる橋の向こうに 行こうとしたとき 誰かが呼ぶ声がした 振り返っても誰もいない 向き直って橋を渡ろうとした また声がした その声が愛しくて その声の方に 私は駆け出した