「桜井君、お待たせ。」


「さっき来たばかりだから大丈夫。」


明るめに髪を染め、薄く化粧や、ネイルもして、高校の時からはすっかり綺麗になった。


「私も、桜井君と同じのアイスコーヒー飲もうかな?」


鞄から財布を取り出して、アイスコーヒーを買った。


「勉強大変なの?」

「やっぱり、法学部はキツイよぉ。」


彼女は、法学部。


僕は、商学部。