皇妃候補は麗しく

「不死……?」

「ん?」

 ぼそりとつぶやいた青年に顔を向けた。

「不死ってホント?」

「今頃か」

 事の重大さにようやく気が付いたらしい、ベリルを見る目が点になっている。

「うっ?」

 このまま説明しろというのか……身を起こそうとしたが引き留められ眉間にしわを刻む。

「不死って、不老不死?」

「そうだ」

 しばらくの沈黙──

「もしかして、見た目通りの歳じゃないとか?」

「聞きたいか」

「いい、聞かないでおく」