十夜くん… あなたの声はもうあたしの心には届かないようにしてた。 またあたしの心の扉がノックする。 だけどあたしは そのノックに負けないぐらい強く扉を叩いてノックが聞こえないように心の中にいる自分は耳を強く塞いだ。 この扉のノックが聞こえないようにするために… 「すみませんね… あなたにはあたしのため息で迷惑をかけたみたいで」 あぁ ノックの音を聞こえないようにするだけで 頭も胸も心も痛くならない 苦しくならない…。