迎えに来てくれた…





昔の…あたしが忘れてた約束を覚えていて迎えに来てくれたんだ…。





あたしは彼に抱きついた。




「どどど、どうしたいきなりっ!?」





慌てる彼の声があたしの耳をくすぐる。





「あたし柘気のこと好き」




「え…いきなりどうしたんだよ…?」





「大好きなの…」





あたしは柘気を強く抱き締める。