狼王子に監禁されて





そう言って
あたしのオデコを
ペロペロなめてきた。





「ちょっとやだ…
離してよっ」





「俺のせいでこんなになったんなら
消毒ぐらいがまんしろ…」




「がまんしろって…」





十夜は
あたしが拒んで逃げないぐらいの力で抱きしめながら
あたしの顔をペロペロなめてくる。





は…
恥ずかしい〜!!
これがおしおきなの!?





十夜が近いから
あたしの心臓のドキドキが聞こえちゃうよっ。