その姿が色ッぽい。 視線を上げると、驚きで薄く開いた唇が見え、 それにまた触れたくなった。 もう一度、キスをする。 深く、長く。 オレが満足して離れると、雛野の唇が言葉をつむぐ。 「あ、あたしの、血を…吸った?」 わかるもんなんだな。 オレがうなずくと、彼女はその場に崩れ落ちた。 その後を追うように、オレも膝をつく。 自然と口角がもちあがり、彼女の首を撫でる。 彼女の体がビクンと震えた。 オレに反応している。 …可愛いな。