「うーくん、久しぶり。」
「お久しぶりです。桃亜さん。」
にこっと微笑む桃亜を眩しそうに見つめながら丁寧に頭を下げた波狼は頭を下げた先にあった沢山の紙バックに不思議そうに首を傾げた。
「これは??」
ボクの足元にも置かれた大量の紙バックを指差して疑問符を飛ばす波狼に、紙バックの中身の存在を思い出したボクはにんまりと笑顔を浮かべた。
「それは、頼兎のぶん♪あー、ハロはこれを着てねっ♪」
満面の笑みを浮かべて機嫌良くいったボクに勘の良い波狼は頭に手をやり、深くため息をついた。
「はいっ。」
押しつけるようにして紙バックを渡してやると諦めの表情を浮かべた波狼はもう一度溜息をついて近くの衣装屋へとその姿を消した。
「んでもって呟きシ・・・」
「ローなんて言わせねぇよ!?頼兎だ、頼兎!」
「…………頼兎はコレ。はい!」
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