「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おーい、魅稀?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・大丈夫か?」
心配そうに目を覗きこまれ、首を傾げられボクはフッと嘲笑した。あ、心の中だけでね。
全くもって見当違いな心配だ。二千光年くらい的外れ。
どす黒く燃え上がる心の炎を押し殺して、ボクは頼兎を見つめたままニッコリと顔に笑顔を張り付けた。
満面の笑顔を心がけたつもりだったけど、眉間に皺が寄ってしまった気もする。
「魅稀・・・・・・・・」
何故だか笑い返された。
違うぞー。これは怒りの微笑みだぞー。
二千光年どころか一億光年ほど的外れな微笑みに心の炎がグワァッと燃え上がった。
所謂火に油状態だ。
「気安く・・・・・・・・」
「ん?」
低く呟くと聞き取れなかったらしい頼兎が聞き返してくる。
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