あたしはあれから、あそこを出て麗華の居る屋上へ行った。

既に昼休みは終わってたんだけど…


ググッ…


このドア…相変わらず重ぃぃぃー…


と思ったら、スッと軽くなった。

あれ?

「川田ちゃん♪なんか久しぶりー」

そう言ったのは、充君。

「あ!充君、ありがとう、久しぶり」


ギィィー…

とドアが開く、


「麗華!」

案の定、麗華がそこに居た。

「ぁ…蜜ぅ…!」

麗華が…泣いてる?!


「何よぉ…?!ま…さか…そこに居る奴とずっと居た訳?!」

そこに…??


後ろを向くと充君。

あ!!充君居たんだった!!