――――――
『ヴェネット…私…あなたの事がっ…』
――キーンッ!!
わぁぁぁ……
大勢の人間の歓声と剣と剣がこすれ合う音…
そんな雰囲気の中で俺は…あなたの事ばかり考えてしまう…
「どうしたっ!そんなもんかっ?」
意地の悪い笑みを浮かべながら必死で剣を振る男…
腕は大した事はないが口は達者だ。
「あまり呆気なく負けてくれるなよ。盛り上がらないからな…」
――ギリギリ…
剣と剣がこすれあい火花が散っている…
剣を交えたまま、尚も男は話し続ける…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…