先輩にしばらく抱き締められた後、エアコンをつけた部屋の中で、毛布にくるまり2人で座る。
「一葉は大学行くのか?」
「行かないです。無事に天使になれたら、やりたい事があるんです」
「天使になれたら?お前、“天使”を連発してるけど…まさか、どこか病気、とか?」
「病気?そんな訳ないじゃないですか?大丈夫ですよ、先輩っ」
先輩が何故だか心配してくれてるけど、意図は分からないまま…
でも嬉しくて、頬っぺにチュッてしちゃった。
「…っだぁ!!離れろっ!!」
「うぅぅ、さっきまでラブラブだったのにぃ〜」
先輩は一葉から何かをされるのは嫌みたいで、ポコンッと軽く一発、頭にゲンコツをされました。
一葉は、天使になれたら…
やりたい事があるのです。
やらなければならないのです。
一世一代の大勝負、なんですから…。
天使になった事、決して後悔はしたくないから…
先輩と過ごせたイブの夜の事を心にしまって、
糧にして、
頑張って来るからね。
「一葉は大学行くのか?」
「行かないです。無事に天使になれたら、やりたい事があるんです」
「天使になれたら?お前、“天使”を連発してるけど…まさか、どこか病気、とか?」
「病気?そんな訳ないじゃないですか?大丈夫ですよ、先輩っ」
先輩が何故だか心配してくれてるけど、意図は分からないまま…
でも嬉しくて、頬っぺにチュッてしちゃった。
「…っだぁ!!離れろっ!!」
「うぅぅ、さっきまでラブラブだったのにぃ〜」
先輩は一葉から何かをされるのは嫌みたいで、ポコンッと軽く一発、頭にゲンコツをされました。
一葉は、天使になれたら…
やりたい事があるのです。
やらなければならないのです。
一世一代の大勝負、なんですから…。
天使になった事、決して後悔はしたくないから…
先輩と過ごせたイブの夜の事を心にしまって、
糧にして、
頑張って来るからね。