鏡の中のアタシ。



そもそも、傷ついた話を女の子がしていたのを聞いた事からすべてが始まった。


キラキラした恋愛しか知らなくて、それもマンガの中やドラマの中でしか知らない時。

傷ついたり、苦しかったり辛い恋愛なんてないとおもっていた。

好きな人ができると、告白し、彼氏彼女の関係になる。

それはまるで、方程式のように当たり前に感じていた。


―――そんな時期だった。