「綺麗事だよ…」 「別れたくないもん!」 「自信無いもん!!」 「最初から嘘だったんだもんっ!最後まで嘘つきとうせるもんっ!」 美緒の気持ちが痛いほど伝わって、そんなに真剣に向き合ってくれる美緒が、やっぱりすごく大切な人だと思った里菜だったが… 雄也の顔が、脳裏に浮かぶたびに、別れたくない気持ちが強くなり、美緒にやつあたりしてしまった。 偽りの姿でしか恋愛してきていない里菜は、どうしても雄也を信じきることができなかった。 本当の事を話してしまったら別れしかない気がしてならなかった。