一方、喫茶店に残された2人は、まるでそこだけ時間が止まっているかのように、向かい合ってうつむくだけだった。 「あ…」 そんな時、雄也がとあるものに気付いた。 “ちゃんと話せよ!話が終わったら連絡くれ☆” 大地と美緒からの、2人への置き手紙。 「………。」 里菜も、横目でそれを確認したが、特に口を開くことはなかった。 里菜は、まだ知らない。 彼女がいるのに、話したいと、会いに来る事がわからなかったし、それに協力する美緒の事も、わからなかった。