「ごめん…」 「なんで謝るの…?」 里菜に謝った後、気まずいのか、雄也の視線が里菜を捕える事はない…。 里菜は、本当にわからなかった。 何が起きてるのか 雄也が何について謝っているのか でも里菜は、それ以上聞けなかった。 聞いちゃいけない気がした。 さっきから、胸騒ぎが止まらないから。 すごく嫌な事が待ってる気がしていた…。 同じ空間にいるのに すぐそばにいるのに すごく遠い。 そんな2人の顔を いつも照らしていた 冷たくも美しい月の光は 今夜は見えそうもない…。