そんな空気を察知したのかサキは言葉を付け加えた。

「あ、でも私小野先生美人だし優しそうだから選んだんですよ!」


隣の先生の顔を見ると口角がみるみる上がり、満面の笑みを浮かべていた。
このあたりは先生は本当に分かりやすい。


「何言ってるのよ!?あなただって十分可愛いじゃない♪」


「えー私なんて全然、先生みたいにスタイルもよくないし!」