自分の肉親が裏切る瞬間をサスティンは見たことがある。 あの時の姉さんの顔は今でも覚えている。 いつまでも収まらない動揺は気づいていないだけで、今も続いている。 今のレオルは戦っているのだ。 私情と義務とで。