声は弾んでいるのに、表情は複雑そうだ。
…まあオレと何としても繋がりが欲しいと思うのなら、妥協してしまうだろう。
いきなり恋人は…ハードル高い、のか?
思わず首を傾げてしまう。
「あっ、アレ? どこに入れたかな」
彼はカバンの中身を探っている。
けれど、気付いてしまった。
手が震えている。とても強く。
考えてみれば、今日はじめて会話をした。
そしてすぐに、告白。
言われた方はただ唖然とするだけだが、言う方はかなりの勇気が必要だっただろう。
そんな彼を見ていると…何となく、胸の辺りが熱くなる。
…まあオレと何としても繋がりが欲しいと思うのなら、妥協してしまうだろう。
いきなり恋人は…ハードル高い、のか?
思わず首を傾げてしまう。
「あっ、アレ? どこに入れたかな」
彼はカバンの中身を探っている。
けれど、気付いてしまった。
手が震えている。とても強く。
考えてみれば、今日はじめて会話をした。
そしてすぐに、告白。
言われた方はただ唖然とするだけだが、言う方はかなりの勇気が必要だっただろう。
そんな彼を見ていると…何となく、胸の辺りが熱くなる。

