「……あの」



「ん~~?」



「歌っ…歌、歌ってくれて大丈夫ですよ?邪魔して、ごめんなさい」



スーが物陰に隠れてたのは
わたしの邪魔をしないため
だったのか…

何か、気を使わせちゃったな…



「…ていうより」



「うん?」



「僕が……もっと、リリさんの歌聞きたんスけど…歌ってくれませんか?」