ずっと光に憧れていた。


地上の全てを照らす、太陽の強い眩しさも好きだけれど


小さくて淡く儚くも、自分の居場所に誇りを持って瞬く


夜空の星にも惹かれてやまなかった。




それでも一番心を惹き付けられていたのは、


すぐ側にあって、当たり前のように目にしてきた光。




あたしは…いつでもずっと、昔から。


その揺るぎ無い強さを宿す輝きに



どうしようもないくらい、戸惑うほどに




恋い焦がれていたんだ―――