「名前は?」
「戸毬。」
あたしも外山くんの横に寝転がって、
その質問に答えたつもりだったけど...。
「違うよ、下の。」
「え?あぁ、仁奈です」
下の名前なんて聞く意味あんのかぁ...?
「じゃあ仁奈ちゃんって呼ぶ。」
あたしは適当に相槌を打って、
会話を終わらせてしまった。
男の子と並んで話したのなんて...。
もしかしたら初めてかもしれない。
こんなに...ドキドキするんだ・・。
「いっつも遅刻してんの?」
外山くんがあたしの方を向いたから、
あたしは逆の方を向いて
「なーいしょ。」
って答えた。
「戸毬。」
あたしも外山くんの横に寝転がって、
その質問に答えたつもりだったけど...。
「違うよ、下の。」
「え?あぁ、仁奈です」
下の名前なんて聞く意味あんのかぁ...?
「じゃあ仁奈ちゃんって呼ぶ。」
あたしは適当に相槌を打って、
会話を終わらせてしまった。
男の子と並んで話したのなんて...。
もしかしたら初めてかもしれない。
こんなに...ドキドキするんだ・・。
「いっつも遅刻してんの?」
外山くんがあたしの方を向いたから、
あたしは逆の方を向いて
「なーいしょ。」
って答えた。

