俺はさっさと着替えると、乾燥機から柚希の着替えを出して、紙袋に突っ込んだ。



本当は綺麗に畳んであげたかったんだけど、下着とかあってまた暴走しそうだったから止めた。



そのままリビングに行くと、柚希を連れて家までバイクで送った。


帰りは何となく気まずいし、俺はもともとあんまり喋んないから、終始無言だった。



柚希の案内で柚希の家の近くまで来ると、前まで送るって言う俺を頑なに断ってバイクを降りた。



柚希の家は俺の駅から3駅分離れていて、まぁ遠くもなく、近くもない感じの距離だった。