『あっぶねー……』 俺、柚希の泣き顔弱いんだよな…… つか、暴走しすぎたな……。 恋愛経験薄いくせに、不意討ちのキスとか、俺を殺す気か!! おかげで俺は欲情しっぱなし!! でも柚希にはアイツの過去も考えて、すぐ手を出すワケにいかないし…… なんか…らしくねぇことばっかりしてんな…… 口から出るのは情けないため息ばっかり。 俺は柚希に手を出さないことを心に誓ってシャワーを終えた。