「ねぇ成田?何で“C&Y”の洋服持ってたの?下着もだけど。っていうか、あの部屋の洋服何に使ってんの?」 『あー、あれね……』 「もしかして、女の子連れ込む為に買ってあるとか?」 『んな訳ねぇだろ?そんな風に見えんのかよ?』 どっからどう見ても、女慣れしているでしょ? でも、ここまで良くしてくれた仮にも彼氏をそこまでバッサリ切る訳にもいかず、私は適当にオブラートに包んだ。 「うん。まぁそんな感じに見えなくもない」