バイトをしていない私は、雑誌で新作をチェックする程度で、一着を持ってない。 持ってない理由はもう一つある。 C&Yは姫系のフリフリの服なの。 醤油顔の私には似合わない。 雑誌で着ているのは、私とは正反対のお人形さんみたいな子な訳で、現に鏡の中の私は顔とはとても不釣り合いなカッコをしている。 こんなカッコで出られない!! そんな中、ドアの外から掛かる、成田の声。 『おぃ、大丈夫か?随分時間かかってっけど、倒れたりしてねぇか?』