柚希を無理やり立たせ、歩き出そうとした瞬間、柚希の胸元に目がいった。 雨で濡れたワイシャツは肌にくっつき、柚希のブラがくっきり浮き上がってたから。 半端なくエロい。嗚呼、なんで男ってチラリズム的な“見えそうで見えない”に弱いんだろう? 俺はなんとなくいけないことをしてしまった気分になって、急いで胸元から目を反らしたあと、部室に置いてあるお気に入りのパーカーを貸した。 でも夢うつつの柚希にはパーカーを着ることすら出来ないらしく、ふにゃふにゃ言っている。