「モモかぁー。可愛い……。決まり!!」



「じゃあ、これからよろしくねー。モモちゃん」



それから、ハルカはいただきますと言ってお弁当を食べ始めた。


仕上げは全て涼さんにやってもらったから多分大丈夫。


でもちょっと心配な私は知らず知らずのうちにハルカのことをガン見していた。


その事に気付いたハルカは極上のスマイルで“美味しいよ”と言ってくれた。


どうせなら成田に言われたかったなと思ってしまった私は少し贅沢なのかもしれない。