「好きな相手に嫌われてまで性欲を満たそうとするバカ何処にいるんだよー。 普通好きな女は大切にするだろ? お前に自覚がなくても、無意識のうちに柚ちゃんを大切にしてるんだよー。 まあ、せいぜいそのぶっきらぼうな性格で柚ちゃんを傷つけないようにねー」 それだけ言い捨てると、自分の席に戻って行った。 本当自由なヤツだよな……。 恋か…… ───なぁ、 もし俺に 好きなヤツができた って言ったら お前はどう思う? ……明梨……