さっさから俺に擦り寄って来るこいつ、“中澤 葵”[ナカザワ アオイ]家が近所で腐れ縁。小、中、高校と同じ学校。 普段はこんな感じだけど、唯一無二の俺の親友兼悪友。 “どうしたんだよー”としつこい葵に俺は諦めて柚希のことを話した。 ─────── ──── 「ふーん……。珍しい事もあるもんだねー。海里が恋かー」 恋!? 『別に恋したなんて言ってねぇだろ?』 俺が恋する相手は最初で最後アイツ1人きりだ。 俺は……アイツを裏切る様な事絶対したくねぇ つか、できねぇだろ。