教室で長いこと話していたので帰りのバス停で待つ生徒は4、5人ほどになっていた。
ユリはチャリ通なので下足室前で別れた。
あたしはレミと一緒にバス停まで向かう。
そう言えばひなたはバス通学なのだろうか?
だとしたら同じバスになることがあるかも知れない。
そもそも、ひなたは何処に住んでいて誰と一緒にいるんだろう。
やっぱりあのゴスロリちゃん?
ゴスロリちゃんは神様か何か?
ひなたがまたあたしの前に現れたのもゴスロリちゃんの手によって仕組まれたことなのかも……。
悶々としたものが頭を回る。
バス停に着くとレミがゴソゴソと鞄をあさり出した。
「あ〜鼻痒い。ミリ鏡持ってる?家に忘れてきた」
「んー待って今出すわ」
レミに言われて鏡を出そうと鞄をあけて重大なことに気付いた。
「あ!?ヤバイ財布がない!」
「うそ!教室は?机とか」
「机に入れるわけないじゃん!落とした?盗られた!?」
「とりあえず教室見てきたら?あたしも行く!」
「ううん。一人で大丈夫。バス来たら先、帰ってて?」
鞄をあけて財布がないことに気付いたあたしは念のため教室に戻ってみることにした。
ユリはチャリ通なので下足室前で別れた。
あたしはレミと一緒にバス停まで向かう。
そう言えばひなたはバス通学なのだろうか?
だとしたら同じバスになることがあるかも知れない。
そもそも、ひなたは何処に住んでいて誰と一緒にいるんだろう。
やっぱりあのゴスロリちゃん?
ゴスロリちゃんは神様か何か?
ひなたがまたあたしの前に現れたのもゴスロリちゃんの手によって仕組まれたことなのかも……。
悶々としたものが頭を回る。
バス停に着くとレミがゴソゴソと鞄をあさり出した。
「あ〜鼻痒い。ミリ鏡持ってる?家に忘れてきた」
「んー待って今出すわ」
レミに言われて鏡を出そうと鞄をあけて重大なことに気付いた。
「あ!?ヤバイ財布がない!」
「うそ!教室は?机とか」
「机に入れるわけないじゃん!落とした?盗られた!?」
「とりあえず教室見てきたら?あたしも行く!」
「ううん。一人で大丈夫。バス来たら先、帰ってて?」
鞄をあけて財布がないことに気付いたあたしは念のため教室に戻ってみることにした。


