放課後、私はいつものように陸サマを迎えに行きます。

あっ、愛子と純の約束は今度にしてもらったわ……


陸サマのほうが大切にしなくちゃいけないからね。
大切な私の恩人だから…………………




「陸サン、帰りましょう?」

「………あっ、今日奏汰と学園祭の買い出し行かなきゃいけねぇーから、今日は大丈夫だから??」



そんなッ!!!!!
奏汰クンと別れた後は、1人で危ないです!!!!!



「…フッ……大丈夫だから??
帰りは、車呼ぶから心配しないでな??(笑)
………あっ、あそこに愛子さんと純さんいるじゃん♪♪
久しぶりに、一緒に帰ったら???
じゃあーな!!!♪♪」






と言うと、奏汰クンと帰ってしまいました。
ちょっと、淋しい気分………








「………愛子さん、これでいいんでしょ?」


「……えぇ、ありがとうね(笑)
じゃあ、後であたしの家に来なさいよ?
美嘉にばれないように♪♪
奏汰も来たいなら、来なさい?
楓もいるからね(笑)」




「えっ、俺は遠慮します。兄貴は、ほっといていいですよ(笑)
じゃあ、俺はこれで」




「あっ、じゃあ俺も行きます。
後で行くんで………」





「うん♪♪
待ってるからね♪♪」


「ばいばぁーい(笑)」