「先生のばか~」


私は先生のお尻を叩いた。


遠くの方からこっちを見ていた要君は、先生を警戒しながら近付いてくる。



「お前には俺がいるだろぉ。なぁ、輝彦ぉ~!」


また先生が要君に抱きつこうとする。


本気で逃げる要君。



みんなの笑い声が牧場に広がっていく。



最高!!

最高だよ。



大好きな旦那様と、大好きな仲間と……


こんな綺麗な場所で楽しい思い出が作れるなんて!!




幸せ過ぎて泣けちゃうくらいだよ。