「相変わらず、奥さんがかわいくて仕方がないって顔してるわね~」
天野っちの言葉に、先生は答える。
「バレましたかぁ?そうなんですよ」
新婚旅行でグアムに行ったことや、その最中に空き巣に入られて帰国したこと、第2回新婚旅行で北海道へ行ったことを報告した。
「大変だったわね。でも、あなた達ならどんなことでも乗り越えられそう」
天野っちは、アイスコーヒーのグラスの中のストローをくるくると回した。
「これ、お土産です」
ラベンダーの石鹸と入浴剤セットを手渡す。
「うわぁ~!ありがとう!!」
この笑顔が好きだ。
この天真爛漫な笑顔は、人を幸せにしてくれる。
嫉妬深い私は、ブライダルコーディネーターさんがどんな人になるのか心配だった。
綺麗な若い女性だったら、きっとやきもち焼いていたと思う。
天野っちとの出会いもまた、運命なんだと感じた。

