花帆さんが、愛花ちゃんを寝かしに行ったので、私も一緒に隣の部屋へ行った。
「かわいい~」
私は眠ったばかりの愛花ちゃんの頬にそっと指をくっつけた。
ピンクのさくらんぼの洋服がかわいい。
こうしていると、女の子が欲しいって思う。
「5月に結婚されたんですね。おめでとうございます!」
「ありがとうございます!!」
花帆さんは、誠人さんと同い年だから、私よりも年上で……
かわいいお姉さんって感じがした。
「誠人のお兄ちゃんって当時から有名だったんです。私も噂だけは聞いてたんですけど、顔は似ていないけど、話し方とか似てますね」
花帆さんは、声をひそめながら話す。

