「直、こっち見て」




甘い声。




私は首を動かして、先生と目を合わす。





「直、顔熱いぞ。熱あるのかな?」



「ないよぉ……」



「じゃあ、どうしてそんなにトロンとした顔してんだぁ?」



「だって…… 先生が……」



「俺?俺が何?」








ニヤって笑った先生は、そのまま私をベッドに押し倒し、キスをした。