「直の笑顔は人を元気にさせてくれるんだよな。俺は疲れた時、直の笑顔を見ていつも救われてたよ」 先生の視線の先にいるのは、きっと高校生の私とゆかりと依子。 私達によく似た3人組は、転がるように走りながらどこかへ消えて行った。 水色の空には白い雲。 まるで絵の具で描いたような。 多めの水で白の絵の具を溶かして、筆でサーっと描く。 そんな感じの雲。 この空も、いつも見ている空も、グアムの空も沖縄の空も繋がっている。 毎日違う顔を見せてくれる空。 毎日違うけどいつも優しいよね、空って。