「離婚の話をしたいんでしょ!?」



「………違うけど?」



「えっ!?」


慌てて潜り込んでいた布団から顔を出した



「離婚って何だよ?」



「……村上さんが離婚を考えた方がいいって……」



「アイツは余計なことを…」



「どういうことか説明して!!」



「取引先の会社のお嬢さんが俺を気に入ったらしいんだよ」



「……だから離婚…?」