タイムオーバー☆

芦田店に着いて
アイツも吉村さんも見当たらず

私はせっせと
自分の仕事を片付けた


催事の商品はよく売れて
穴があいてた

それを段ボールで厚底にして
商品を高くゴージャスに
少しでも
お客様の目を引くように
積んだ

…(^O^)v


「あっ
高村さん来てくれたんや

助かった。ありがとう」

吉村さんが催事に顔を出してくれた


「いえいえ。
じゃあ〜
これで失礼します」


「お疲れ様」


私はバックに戻り
台車のゴミを片付けた



「ナナ」


アイツだ…


「催事
積み直しましたよ。」


「おお〜サンキュ

今日お前誕生日だろ
飯食いに行くか?」


w(゚o゚)w ドキン


「覚えててくれたんや〜

せっかくだけど
約束があるから
ありがとね」


ホントは約束なんてないけど
これが私のプライドなんだ

…o(^-^)o


「そっか〜お疲れさん」


「失礼します」