タイムオーバー☆

「イメージしてた肉と違うって何かわかるわ」


「お肉っていうより
ハムみたいな感じでしょ?」



「そやな」



しばらくベンチに座り
ジェラシックパークのゴンドラが
滝から落ちてくるのを
眺めてた



それからスヌーピーのコーナーで涼み
お土産を見た

コウイチと過ごす時間は本当に楽しかった。


日も暮れてもうすぐパレード


彼はここまで来たら
「疲れた」
…って言わなくなった。



うっわ〜綺麗

パレードに心を奪われた





ん?



さっきから女の子がこっちを見てた

私と目が合うとすぐに反らす


変なの!


パレードに集中する


……でも


なんか気になってそっちを見たら
また目を反らされた。


はぁ?



パレードを見ないで私が気になる

…(?_?)


ん!?



もしかして
コウイチを??



「なぁ〜
さっきからあの人
こっちを見てんねんけど
知り合い?」





「ん?」




コウイチの表情が一転した


「坂本さんっ。
何でこんなにとこに…」



「もしかして好きな子?」


「うん」


あっ


彼女はこっちに気がづいた