タイムオーバー☆

「なぁ〜
好きな子をもう誘ったん?」



「うん」



「…でいつ行くん?」



「多分来週かな〜」



「楽しみね♪」




「おう」


コウイチは少し照れくさい顔をした



「お腹空いたぁ〜」



「何か食べるか?」



「食べる」




ジェラシックパークでお昼を食べた。



「ねえ〜
あの骨付きの肉を食べてみたい」


食事を済ませて
レストランを出た瞬間に
目に入った売店を指さした


「まだ食えんの?」



「子どもの頃に
骨付きのでっかい肉に
憧れへんかった?」


「マンモスの肉とか?」


「そうそう」

私は売店で骨付きのお肉を買った。


ベンチに座ってお肉にかぶりつく


ん?!


「私が思ってた肉のイメージと違う」


私は肉をコウイチに渡した。



「はぁ〜もう終わり?」



「あげる」



「俺〜腹いっぱいやのに」


彼は渋々お肉を食べてた