永久を探すとエンドの品出しをしていた


「安藤さん。今年もよろしくお願いします。」



「おう。



昨日彼氏と来たんだって?
吉村がショック受けてたぞ!」



「あの~これ新商品のサンプルなのでバックに置いときますね!
15日発売なので企画書も目を通しててくださいね」


「了解!


・・・って一緒にいた奴って彼氏じゃないやろ?」



「ご想像に任せるわ!

じゃ、失礼しま~す」







退店して駐車場に歩いてると

「高村さ~ん」



振り返ると吉村さんだった





「どうしたんですか?」




「ご飯食べに行こう」





「えっ」




「彼氏に叱られる?」




「あっ、昨日の人は友達ですよ。」




「うわっ!嬉しいような悲しいような・・・」




「どういう意味ですか?」




吉村さんは私をまっすぐ見て話し始めた