タイムオーバー☆

店に着くと
唯ちゃんとショッピングすることになった


ユイ「お兄ちゃん
1時間後に電話するし!バイバイ」


ノブ「1時間後?」


ユイ「すぐすぐ」


そう言うと
唯ちゃんは私の腕を組んで
スタスタ歩き始めた



ワタシ「何見るの?」



ユイ「色々♪」






ジュエリー売り場に
連れて行かれた


「アクセ欲しいの?」



「うん。ペアリング」



「いいね」



「これで彼にプロポーズするの」



「唯ちゃんから?」




「そう。大好きの絶頂期だし、
この人とは離れられないって正月休みに
彼と会えなくて身に染みてわかったの」


「唯ちゃんが羨ましいな」



「えっ?」



「私はいつも相手から言ってくれるのを待ってるくせに
相手に気がないって思うと
自分からそっぽ向いちゃう…


本当は好きなのにね」





「ナナミちゃん彼氏いない歴何年?」

…(゚o゚;;ギクッ


「ズバズバ聞くね(笑)

もうちょいで3年かな!
だけど彼氏がいないから
淋しいとか困ったことなんかないし
コウイチが側にいてくれたから
全然平気だったよ」



「それって
コウイチくんに依存してるよ」



「えっ?」



「そんなんあかんて!
コウイチくんはナナミちゃんじゃなく
他の人を選んでんで」



「わかってるよ」



「わかってない!」



「何なん唯ちゃん
そんなムキになって」

…(*_*)


唯ちゃんの言葉が
一理あって
それが余計に腹が立った