あおい島自然公園. 広大な平原と枯れきった花の植えられた花壇、そして幾つかの遊具で構成されている. 昔は楽しく遊ぶ子ども達の声が消えたのだろうか. 広大な平原の半ばあたり、人影がぽつり. 迷彩服を着て、小機関銃、拳銃を両手に持ち歩みゆくのは相原俊樹だった. 左胸に装置された自衛隊に支給される簡易ライトが今にもきれかかっている. 「・・・・・・・・・他の隊と合流しよう」 そう何度も言い、歩き続け数時間. 自衛隊員はおろか、人影さえも見つけることはできなかった.