振り返ると、先輩である東堂の姿があった. 厳しくも凛とした顔つきで、過去の映像を繰り返すように、自分の姿をじっと見ていた. 「東堂さん・・・!何で・・・・・・・・・!」 相原の言葉に、東堂は首をかしげる. 「変なもんでも食ったか」 「・・・え」 東堂は言い終えると、ため息をつきながら相原の元を去っていった. ここは――――― 自衛隊・・・・・・基地?