「・・・・・・もう嫌だ」

相原は呟く.
目の前の現実が、とてつもなく嫌いになった.
はやく、本土へ帰りたい.
当たり前の土を踏みたい.
暖かい布団で眠りたい.



もう前が見えなくなって、わけがわからなくなっていた.

自分が自衛隊?嘘だろ.


気づいた時にはもう、抱えた銃の引き金をひいていた.

「うわぁぁ!!ああああああああああああ!!」


ババババババババっ!!