「アハハハハハハ!!」


自分と同じように、腐りきった人工樹林を見向きもしないで、姿とは対照的に颯爽と走り出す.



狂気の笑顔を構えながら・・・


自分がこれからどうなるのかもわからない.わからないから、今すぐこの場から消えたかった.もっと普通に笑っていたかった.

まるで現実世界を目指すかのごとく、真希は獣のように走る.



もう邪魔になってしまった衣服、下着...

全てを脱ぎ棄て、美しくない体をさらけ出す


私は生き物、朽ち果てた生き物.


「アハハハハハハアハハハハハハアハハハハハハ!!!超気持ちいい!!!」

私、戻りたく、なくなってきたかもしれない